2020年07月17日

変わらないもの


こんにちは。7月2回目の更新です。

このところ、全てが「和歌」の引用なので
変わり映えしませんが…コロナ禍で何となく
「おとなしく自粛」しているような感じです。



いそのかみ ふるき都のほととぎす
こえばかりこそ 昔なりけれ


(石上の古き都で鳴くホトトギスよ。
 昔から変わらないのは、その鳴き声だけだなあ。)

   

『古今和歌集』巻三144 所収、
素性法師(そせいほうし)の和歌。

素性=俗名・良岑玄利(よしみねのはるとし)は
「僧正遍照(良岑宗貞=よしみねのむねさだ)」の子。

2019年4月の始まり2019年11月の始まり
…でも素性法師の和歌を取り上げています。

これを詠んだ当時、大和国石上(現在の奈良県天理市)
「良因院(石上寺)」の住持でありました。

自然の営みは変わらないが、人の営みは変わる
という無常観を詠んだものですが・・

西暦900年代でさえ「変化」を感じるとしたら
現代では比較にならない程の大変化でしょう。

しかも2020年は世界的なコロナ禍で
文字通り「昔とは大きく変容した」世界です。

生活様式にも意識改革が求められます・・。

そういう社会変容の中でも、
ホトトギスたちは元気いっぱいに鳴いています。

素性法師と同じ心境で「変わらないのは自然の営み
だけだなぁ」としみじみ思う昨今ですね。

とはいえ、その自然さえも、異常気象などひと昔から
比べると大きく様変わりしているのが現在の地球でしょう。

まさに「諸行無常」そのものですが、各々の
「心」の核心のみは揺れ動くことなくただ有難く
「在る」ことのみが真実と言えましょうか…。


ともあれ「例年なら」満喫できるはずの夏季ですが
2020年は色々と対応が求められる夏となります。

covid-19と共生していくことになる社会なので
各々体調管理は万全にしつつ、免疫力も
低下させないように気を付けて参りましょう。


それでは、今回はこの辺りで。

いつもありがとうございます。



posted by laluz at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187706394
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック