2020年01月15日

芸術との饗宴


皆さま、こんにちは。

「新年の誓い」の表題で年頭更新していたのも
ここ数年はスルーしていますけれど・・

皆さまも初詣・新年の誓いをされたと思います。
当方も無事に神宮参拝することが出来ました。

元日の恒例儀式として「精神を純化する」
意味合いを参拝する毎に強く感じますが、
今回で継続15年目になるということで
平穏に御礼参りできることに有難さも一入です。

※「私は特定の主義宗派を信奉・執心していない」旨を適宜に申し述べておりますが、「聖大なる自然力」を感じる地には ただただ敬意を以て感謝申し上げるというスタンスです。


さて、伊勢の神宮に限らず 日本の神社仏閣は
その教義宗派を別にしても、伝統祭祀祭儀などの
無形文化財・工芸や建築における芸術性の
奥深さも筆舌に尽くせないものがあります。

遺跡・建造物や彫像図画etc.が国宝指定である
場合も多いですし(教科書に掲載されていたり)、
"日本史の謎"に迫る上でも知性が磨かれます。

その意味では、神社仏閣探訪はアートに交わる旅と
言えるものです。今回の巡礼旅においては特に
「光と闇」の対照が印象深いものでした。

アート探訪は変わらず足を運んでいますが
「芸術との〜〜」という表題での更新は
久しく無かったので (2015年03月22日以来)
少しばかりご紹介しようと思います。

※神域など写真を撮れない場所が多いので少し物足らないと思いますが…


御礼参りの順に挙げれば・・

・外宮(豊受大神宮/多賀宮/土宮/風宮)
・内宮(皇大神宮/荒祭宮/風日祈宮/滝祭神 /大山祇神社)
・猿田彦神社 /佐瑠女神社
・月読宮/月讀荒御魂宮/伊佐奈岐宮/伊佐奈弥宮
・倭姫宮
・伊雑宮 /佐美長神社(佐美長御前神社)
・瀧原宮/瀧原竝宮 /若宮神社/長由介神社(川島神社)
・月夜見宮

・天河大弁財天社
・石上神宮
・飛鳥坐神社(・飛鳥寺・橘寺)
・石舞台古墳
・大神神社
・桧原神社
・龗神神社(八大龍王弁財天) 
・狭井神社/ 三輪山 登拝


(* 摂末社・所管社は全てを列記していませんが、概ね上記の通り。)

御朱印集めはしませんし、ご利益の願掛け等も
一切しないので、純粋に御縁を頂いたところへ
御礼を申上げに参るという巡礼の旅です。

人間社会でも御世話になった恩人方々へ
謝意を伝える場合、この人だけでいいかぁとは
通常ならないのと同じ感覚でしょうか。

(ご利益祈願される場合は、所縁ある寺社1所に
 された方がいいでしょうね、誰彼と構わず
 願い事ばかりする者は信用されないのと同じで)



・2020年元日 内宮の大篝火
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・猿田彦神社の篝火
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闇と光のコントラストが美しい 伊佐奈岐宮/伊佐奈弥宮
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倭姫宮(漆黒の静寂の中に鎮まる)
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・伊雑宮 (未明の光が幻想的。深奥に誘われるほどの"神気")
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・ほぼ初日の出@佐美長神社(すごく柔らかく優しい光)
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・ゼロ磁場?の影響か捻れる木々たち(瀧原宮)
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・柔らかい時空間(天河大弁財天社)
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・神鶏の声の夜明け(石上神宮)
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・清鎰な光(飛鳥坐神社 奥の社)
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・悠久の時を感じる光(石舞台古墳内 玄室)
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・・などなど、大いなる自然の優しさ・
奥深さを感じる写真に恵まれましたが、
不意に「動画モード」になって "風" が
自然と撮れている場面が多々ありまして
(サイズ的に)上げていないのも結構あります。

(写真がない場所の多くは そのためです。三ツ鳥居の前では必ず"風"だったり)

神宮の御垣内参拝は大晦日〜元日の一夜のみ
日付を跨いで聖域内に参入できるのですが
神秘的な篝火に闇が照らされ「美しい」と
表現することさえ畏れ多いほどでした。
(撮影できないのでご紹介できませんが…)

三輪山の登拝も撮影禁止ですので写真は
ありませんが、頂の磐座はすごい "場" です。

神社仏閣への巡礼は 礼節を重んじる立場上
三輪山もスーツで登拝、しかしネクタイを
外したままという痛恨のミスもあったり。。



「法悦のマグダラのマリア」(1606年/個人蔵)
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2016年に西洋美術館で世界初公開された
カラヴァッジョの"Mary Magdalen in Ecstasy"
大阪あべのハルカス美術館に来ていました。

"光と闇の対照"の締めに相応しい美しさ。


大いなる自然・宇宙の理 を前に、
畏れ多い"力"を前にして、ただただ
在り難き日々に感謝を捧げていると、
光と闇の織り成す「饗宴」に招かれた感じです。

プラトンは偉作『饗宴(Symposium)』で、

"愛"の極致に近づく時、あらゆる"美"が同一不二であることを悟り、
突如として生ずることも滅することも増すことも減ることもない
独立自存して永久に独特無二の「美そのもの」を観得する…


…と エロース(愛)に関して語ります。
(師ソクラテスの言葉として)

明暗・美醜・貴賤・新旧という相対性を超え
ただ「在り難きが在る "全き美"」への崇敬。

そんなことを漆黒無人の静寂の聖域で
なんとなく「饗宴」的に諭された旅でした。


2021年にお礼参りするのが待ち遠しいですが
今年も様々な場所や生命体(或いは非生命)との
心躍る出会いが結いて行かれるんだろうなぁと
相も変わらず日々ワクワクしています。

2020年の素晴らしい時空に感謝しつつ
皆さまとの御縁を大切に歩んで参ろうと思います。


改めて本年も宜しくお願い申し上げます!


posted by laluz at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アートな話
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