2019年07月04日

2019年7月の始まり



皆さま、こんにちは。

2019年 第6番の月も過ぎました。
2019年の半分が経過したことになりますが
諸事において順調でしょうか?

与えられた日々を感謝しながら
生きているなら 順調か否かなど
些事でしかありませんけれど、

2019年後半も充実した日々を
過ごして参りましょう!




夏ふかみ 野原を行けば 程もなく
 先立つ人の 草がくれぬる



(夏も深まり、野原を行くと先に歩く人の姿がすぐ夏草に隠れてしまう。)



『林葉和歌集』所収
俊恵(しゅんえ、1113年〜1191年頃?)の和歌。

随筆『方丈記』を著した鴨長明は歌人でもありますが
歌人 俊恵はその師匠としても知られます。



夏草の生い茂る野原での何気ない風景。

「人が隠れるほど草が生い茂る」という場所は
山奥以外では見られにくい現代と感じますが
人々の安心安全という見地からはやむを得ない
ところなんでしょう(害虫害獣の対策上も)。

ただ、子供時代に 前が全く見えない草叢の中を
頭と身体を制御しながら分け進むという経験は
それはそれで代え難いものと思いますので、

大人のフォローの元で、キャンプ・登山などの
プチ冒険は何だかんだで重要な気がしますね。。


とはいえ、この和歌の「先に歩く人の姿が
草に隠れて見えなくなる」という状況は
現代の競争社会でも意外と当てはまりましょう。

学習・研究あるいは各種組織任務に至るまで
道なき道を行く時に、先人が歩んだ道は
まだ踏み固められておらず、後ろを付いて
いっているつもりでもすぐ見失うことが
容易に起こります。

この「見失い」は先人があえて「後行を撒いた」
からかもしれませんが、競争においてはここで
「先人を探す」かは判断を要する問題です。

先導していた者が 正道を逸れたかもしれませんし
先に行く者を見失っても、自身において進むべき
目的があるなら、それに従い自ら先導として歩むべきです。

先人を探すというのは後塵を拝することを
前提とする後ろ向きの発想ですし。

まあ、先頭を行かせるだけ行かせて
体力を温存しつつ、要所で先行すれば良い
という戦略ならそれはそれで分かりますけど…



ともあれ競争といっても、最大最強の
競い相手は自身でしかありませんので、

絶好調の時の自分を見失っても
ムリに焦って追いつこうとせずに
呼吸を正しながら冷静に歩みを
組み立て直していくのが肝要です。

この道理は、大抵の事象に当てはまるでしょう。


蒸し暑い季節となりますが、
打ち克つべきモノは「自ら」のみ
ということで、澄み切った精神で
涼やかに7月を楽しんで下さいますように。




7月も素晴らしい出会いで充ちていることを
皆さまと共に心から喜びたいと思います。

いつも本当にありがとうございます!


(今月も情勢が許せば 16日前後に
 もう1回更新しようと思っています)


posted by laluz at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラルース進学塾
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