2019年05月04日

2019年5月の始まり



皆さま、こんにちは。

2019年第4番の月も過ぎていきました、
2019年の約33%が早くも経過したことに。

…と、続きは5日中には
更新できていると思います。

毎月4日にはアップしているところ
今回はちょっと間に合いませんでした。
ご訪問下さった方ありがとうございます。

お手数おかけしますが
後ほど改めて…宜しくお願い致します。



さて、 「2019年5月の始まり」の続きです。
元号も新たになり、祝賀ムードの日本ですね。

令和典拠は『万葉集』巻五 梅花歌の序文
です。「ラルースの塔」の年頭挨拶では
『万葉集』からの引用が多いですが、

この2019年年初はまさに巻五の梅花歌
815番
を添えました
ので 個人的には
微笑ましい縁を感じる元号となりました。

国書典拠といいながらも漢籍『文選』にも
繋がり得る点で(『文選』は元号典拠として高実績です)
今までの伝統・様式を 根底では逸脱させず
革新に踏み込んだ流れは お見事です。

「新しい時代の幕開け」というほど大げさに
構えるほどではないと思えるのも平穏な国の証。

何はともあれ 各々にとって素晴らしい時を
進めて行ければ それこそが至上です。


というわけで、今回は『万葉集』から。

この流れについて「フッ…先生ともあろう方が
ここで万葉集から引用とは凡俗の極み。他者に
予測できないことを行うというのが信条では?」
と勝ち誇る教え子もいるかもしれません。

しかし、ここで万葉集から逸れると
「おやおや…万葉集から離れるとは読み通り」
という知己もおりましょう。。と、
どうでも良い茶番はさておき、




梓弓 春山近 家居之 續而聞良牟 鴬之音

梓弓(あづさゆみ) 春山近く 家居らば
   継ぎに聞くらむ 鴬の声



『万葉集』巻十1829番・作者は不明。
万葉仮名の訓読みについては
他の可能性もありますが、とりあえず。


梓弓(あずさゆみ)は、古くは神事や出産などの際、
魔除けに鳴らす弓(鳴弦)として使用された
梓(アズサ)の木で作られた弓のこと。
春(張る)、引く、射る etc.を導く
枕詞(まくらことば)でも用いられます。

枕詞として訳出しなければ

春の山に近くに住んでいるから、
絶えず聞くのでしょうね 鶯の鳴き声を。



・・という意味合いですね、
何でもない のどかな春の情景です。


私の寝室のすぐ裏手の木々でも
ウグイスが毎朝歌って春眠を包んでくれます。

すごくキレイな美声で鳴く子もいれば
不器用というかお下手だけど頑張っている
子もいて、それぞれ個性的な歌声です。

(ウグイスは、ホトトギスに托卵されますが
 自然の摂理とはいえ、しっかり防衛しながら
 ウグイス各々の遺伝子を無事に残せるよう
 優しく祈るばかり。)


ともあれ、鶯は吉兆として尊ばれ
その排泄物も美容に用いられるほど
古くから人間に愛されてきた鳥です。

新元号の神事に魔を払う弓を張る春の日、
人々に吉兆をもたらすウグイスたちも
寿ぐように歌っている、という情景を
想起しながら5月のご挨拶と致しましょう。


そうそう、吉兆をもたらす鳥と言えば
先日キジをみました!

さすがに自宅周辺ではなく
あるお社に向かう道中で野生の雄雉に遭遇。

「啼く雉」は不吉な兆しとも成り得ますが、
眼前を優雅に歩いていたので目を見張りました。
(赤青緑メインに全体が虹色に輝くような…
雉ってこんなに美しいんだなぁと。)


ちょっとオカルトじみた内容になりますが
神様に呼ばれた者しか辿り着けないとか
言われるやや伝説めいたお社です。

直前まで場所どころか名前さえ知らず、行こうと
計画していたとかでもないのに直前2日前ほど
なぜか近くに行く流れで引き寄せられたという印象です。

数年前まで案内板もなかった上どこにあるのか
分からない山奥にあるのは事実ですが、現在では
googleマップにも表示されますし ナビ精度も
格段に上がっているのでその場所に辿り着くこと
自体はさほど難しくないように思います。

「呼ばれた者しか辿り着けない」という真意は
そのお社の場所自体ではないと今は分かります。

再建された新しい社に参拝するだけでも
十分と思いますが、離れに点在する結界を
経由して行くことで「大きな偉力」が訪れます。

山道の分岐が何箇所かあって その都度
「いや こっちが先ではない気がする」と何となく
引き返したりしたので それが「呼ばれる」ということかも。

ネット情報からすると眉唾物かなと盲信することなく
訪れたわけですが 実体験からすれば「本物」でした。

完璧に「人払い」して下さった上、御神木に着くと
木ノ葉が紙吹雪のように壮麗に舞い散る歓待を賜ったかと
思えば、頂きでの不思議な現象を動画に撮ろうとすると
(雲一つない蒼天なのに)すごい突風(旋風?)で
スマホを仕舞うまで吹き飛ばされそうになったりと
「優しくも厳しい大いなる自然」との対話そのものでした。

20190500.jpg

2019050.jpg


…と月初めのご挨拶から逸れましたが
(これで万葉集の引用だけで終えずに済みました)
平成最後の4月には伊勢の神宮に、
そして令和の始めには不思議なお社に
お招き頂けたのも有難いご縁です。

長いお付き合いをさせて頂いている皆さま、
新しくご縁ができた方々の諸々の御配慮にも
併せて深く感謝申し上げます。


新時代の緑風が清々しい5月も 至福の時でありますことを
皆さまと共に心から喜びたいと思います。

いつも本当にありがとうございます。



(今月も世界情勢が許す限り 16日前後に
 もう1回更新できれば良いなと企んでいます)



posted by laluz at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ラルース進学塾
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