2019年03月04日

2019年3月の始まり



皆さま、こんにちは。

2019年第2の月も過ぎていきましたね、

毎年この時期には触れておりますけれど
個人的な節目となる誕生月・如月を見送り、
創造の光に照らされる時季を迎えました。

長いお付き合いをさせて頂いている皆様、
日々支えて下さる方々の諸々のお心遣いに
いつもながら深く感謝申し上げます。




朝夕に 花待つころは 思ひ寝の
 夢のうちにぞ咲きはじめける



(朝夕に花が開くのを待つ時期は、それを思いながら寝た夢の中では花が咲き始めているものです。)



『千載和歌集』巻第一41 崇徳院の和歌。

崇徳院=崇徳天皇は 2018年6月の始まり
で触れたように待賢門院璋子の第一子。

満3歳7か月で天皇として即位し、
22歳で譲位(させられる)。上皇と
なった後も鳥羽法皇に実権を握られ
法皇崩御後 保元の乱で讃岐に配流、
45歳で崩御…という波乱の生でした。

和歌の世界へ 心を注がれたのも
不自由な現世で吐露できない内心や
情熱を表現したかったのかも知れません。

…という背景知識は、鑑賞には不要な
先入観とも成り得ますけれど。

ともあれ、朝な夕な桜が開くのを
待ちわびている頃は、寝る時もそれを
イメージしているせいか夢の中では
すでに咲き始めているのですよと。

「思い寝」という語句には
恋する人のことを思いながら
寝るというニュアンスもあるので
優しい春の恋歌とも読めますが、

その辺りは「花・思ひ・咲き始め」
というところに何をイメージするかで
各々捉え方は自由で良いでしょう。

個人的には「深奥」「真理」に繋がる
叡智そのものだなぁと感じています。

「自らイメージすることができるものは
 全て現実である」と数多の名言でも
示唆されていますように、

人間の「想像力」は表音通り
「創造力」でもあります。

まあ、この辺りのお話は今までも
適宜触れてきたので繰り返しませんが、
良くも悪くも「思考」は現実化します。

朝な夕な 自ら意図する展開を念じ
寝る時さえイメージしているなら
夢(無意識)の中では事態は
確実に動き始めているのですよと。




引き寄せて 結べば柴の 庵にて
 解くれば元の 野原なりけり



全ては「そこかしこ」に用意されていて
あとは上手く庵のように引き寄せて結ぶのみ。

智力というかコツがいるのは「結び方」。
まあ 解けたらまた結べば良いだけですけど。


受験生にとっては人生を左右し得る試練が
2月にありましたが 各々の理想・志望を
力強い意志で現実のものとされんことを
心からお祈り申し上げるばかりです。

それでは、今回はこの辺りで。


慈愛に満ちた春の光が
生命を優しく育み始める3月も
皆さまと共に心から喜びたいと思います。

いつもありがとうございます!



posted by laluz at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラルース進学塾
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