2018年11月04日

2018年11月の始まり



皆さま、こんにちは。

2018年 第10番の月も過ぎました。
2018年の約83%が過ぎたことになりますね。

もうすぐ冬の到来を感じさせるように
肌寒さを覚える時期ですが・・皆さま
お変わりなくお過ごしでしょうか。

季節の変わり目の中でも
秋冬の季節は体調を崩しやすいので
くれぐれもご自愛下さいますように。



吹き過ぐる風しやみなば たのもしき
 秋の野もせの つゆの白玉



(秋風がやめば、野原一面に 白玉のような
露が見られるでしょう、楽しみですね。)



『山家集』所収ではあるものの
西行の作か疑義があるようですが…
柔らかい和歌なので時宜に適うかと。


さて、この和歌は次の和歌への
返歌として詠まれています。

消えぬべき 露の命も 君がとふ
 ことの葉にこそ おきゐられけれ


(儚く消えゆく露のような我身も あなたが
かけて下さる言葉のお陰で起きていられるのです)



…と、「病床にある者が見舞いへの感謝を
込めて詠んだ歌」に 返しとして詠んだ
という状況を踏まえて解釈すると・・

(酷い風邪で今は露が消えそうなほど
お辛いでしょうが、お風邪が落ち着けば、
野原に美しい露がまた見られるように
お元気になられますよ、大丈夫です。)


というようなニュアンスが
込められているのでしょう。


激しい咳き・クシャミなど吹き荒ぶ
風邪に対して、風さえ止めば露も落ち着く
と温かく見舞っている やり取りは、

まさしく 消え落ちる露(=命)を
周りの草葉(=言の葉)が優しく
支え受け止めているという情景。

風邪といっても幼少・ご高齢の方には
侮れませんし、遥か昔なら尚更に
大変だったろうと思いますね。


ともあれ 病中にあってもなくとも
適切な心理的・精神的サポートは
活力を増進させるのは確かなので、

儚き露がこぼれ落ちないように
優しき言の葉で支え受け止める
ことが出来れば それは幸いです。



・・「善意の押しつけ」や「要らぬお節介」
にならぬよう意を払いながら 適切な時に
適切な言葉を 適切な分だけかける
というのは簡単ではないと思いますけど。

人間というものは言葉で優しく
包むどころか…トゲのある言葉で
相手を傷つけることもできるので
優しく受け止めるまで行かなくとも
最低限 傷つけなければ良しでしょう。




というわけで寒さを感じ始める季節、
風邪など引く引かないに関わらず
互いに言の葉で柔らかく慈しみながら
日々温かい心持ちでお過ごし下さいね 。


この11月も温かいご縁で充ちていることを
皆さまと共に心から喜びたいと思います。

いつも本当にありがとうございます。



*11月は、半ば頃にもう一度
記事更新したいと思っています。


posted by laluz at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラルース進学塾
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