2011年06月20日

「数学」と「音楽」


Birds of a feather flock together.
(同じ羽の鳥は一緒に集まる)=「類は友を呼ぶ」

・・・と言えば、
「先生と違って、私は変わり者じゃないけど?」
と否定されるかもですが、私の担当生徒には
非常に個性的な子が多いのは確かです。

天才的な閃きを垣間見せくれたり、神への挑戦
とも言うべき時空を超えた解答をしてくれたりで、
微笑みと驚きの連続です。


本来的に「正解」というものすら確かではない世界で、
「ゼロ」から考え出す思考過程を共有していると
学ぶことが多くあります。のんびり暮らしながら、

「無限の可能性」に触れられるのは
ありがたいものだと、つくづく思います。

さて、皆それぞれ非凡な感性を持っていますが、
先日このような質問を受けました。

「P=NPって、どうやったら解けますか??」と。

藝大を志望しているにも関わらず(ある意味、
東大より難しいと思います…)、私に数学を
教わっている時点で「普通」ではない中学生ですが、

どうやら世紀の難問「P≠NP予想」
についての質問をしてきたようです。

2000年、クレイ数学研究所のミレニアム懸賞問題の一つとして
100万ドルの懸賞金がかけられたことで有名な未解決問題です。


水に顔をつけられるようになった子がオリンピック水泳で
「金」を取る!と言っているような段階だよと言ったら
「うなだれて」いましたが、「数学という世界」に顔を
付けられない人間の方が多い中、「顔をつけられる」
というのは大きな天性だと思います。

(「数学」の本を自主的に読む子は少ないものです)

「P=NPを証明できたら歴史に名が残るよ」と言いつつも、
簡単に概説できなかったので、私も勉強することにしました。

生徒との会話がきっかけで「知識が派生していくこと」は
非常に多いので、興味深く嬉しい限りです。


ピタゴラスは「宇宙には妙(たえ)なる音楽が流れている」
と言い、「宇宙の森羅万象は音楽的である」と
古代の天才たちは考えました。

「数学」は宇宙を記述し、「音楽」は宇宙を表現する
究極として、表裏一体と言えるかも知れません。


高精度な絶対音感もあるようですし、
あらゆる人間・事象の「声」を聴き分けながら、

世界を表現できる芸術家になって欲しいと思います。



posted by laluz at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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