2012年02月20日

「立志式」


皆さま、こんにちは。

「立志式」を行う時機でもありますね。

(もう終わったところも多いでしょうし、
 行わない地域・中学校もありますけれど)


昔の「元服」儀式にならっているとも、
孔子の「吾十有五にして学に志す」に由来する
とも諸説いわれている立志式ですが、

一つの「節目」に自分を考えてみる
という意味合いは有意義だと思います。

この『論語』の有名な節を見てみましょう。

「吾十有五而志於學 三十而立 四十而不惑
 五十而知天命 六十而耳順 七十而從心所欲 不踰矩」


(子の曰く、吾れ十有五にして学に志す。
 三十にして立つ。四十にして惑わず。
 五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。
 七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。)


 わたしは15歳で学問に志し、
 30歳になって自立した立場を持ち、
 40歳になって心に迷いがなくなった。

 50歳になって天命をわきまえるようになり、
 60歳になってどんな言葉もあるがまま聞き、

 70歳になると自分の思うままに振る舞っても、
 それで道徳を外れないようになった。



この孔子の言葉から、15歳を志学(しがく)、
30歳を而立(じりつ)、40歳を不惑(ふわく)、
50歳を知命(ちめい)、60歳を耳順(じじゅん)、
70歳を従心(じゅうしん)とも言いますね。


74歳にして孔子はこの世を去りますが、
「従心」というのは簡単ではないでしょう、

「ほとんどそれが出来ているが、場合によっては
出来ないことがある」というのでは不十分ですから。

平穏ではない、誰しも心が乱れてしまうような
状況下であっても「不惑」「耳順」「従心」と
言えるような境地というのは、やはり孔子の
示すくらいの年月が必要かもしれませんね。。


ともあれ、14歳・15歳という時期に
将来「世」に立っていくための「志」を
自問するというのは意義深いことでしょう。

支えて下さるご家族・周囲の方々に感謝しつつ
各々の「知力」を磨き、後進につないで
行って欲しいと思います。


それでは、今週もお願い致します。


posted by laluz at 15:00| Comment(0) | 学習(中学生)
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