2012年05月01日

「ネガティブ思考」?


皆さま、こんにちは。

一週間以上の連休の方もいれば、
1〜2日は平常通りという方もおられるでしょう。

連休前半は有意義にお過ごしでしたでしょうか?


さて、先日「対極思考」というものに
触れましたが、その点に関して質問がありました。

「対極思考とネガティブ思考、どう違うの?」

…というものです。

確かに両者は似て非なるものですが、
ネガティブ思考が悪いとは思いません。

私個人としては「ポジティブ思考」者の
世界ランキングがあれば、世界10位に入る
自信(根拠なき自信)がありますけれど、


ネガティブ思考が悪いとは思えません。

「ネガティブ思考が悪い」と思うこと自体が
ネガティブ思考なのではないでしょうか?


デメリットを考えて、慎重に行動する
という思考原理が核心にあるとしたら、
それはそれで悪くないはずです。

傲慢で高飛車で、自己中心的・独裁的よりは、
自己嫌悪に陥るくらい自己否定的なのも
他者に迷惑をかけていないなら良いと思います。

レシピ自体は悪くないので、あとはほんの少し
塩加減や熱の通し方、水加減を調整すれば
慎重思考ということで開花するはずです。

一般的に「ネガティブ思考」といわれる
思考パターンの人に、ネガティブ思考はダメだ、
ポジティブに考えないと!とか言うのは
ナンセンスですし、効果的でもありません。


リスクを考えて、慎重に行動するというのは
大切な才能です。慢心せずに自己を卑下するのも
飽くなき向上心に繋げれば美徳に変わります。

料理でもそうですが、他人の「美味しいレシピ」を
そのまま作り直しても、意外と同じ味になりません。

どうしても微細なクセが現れます。

それよりは、自分の持ち味を活かしながら
他者のアイデアや味付けを少しアレンジしながら
自分のレシピを完成させていく方が近道でしょう。

そういうわけで「ネガティブ思考」というものが
あるとすれば、「ネガティブ思考は良くない」と
思いこむこと自体にあります。

ネガティブ、大いに結構じゃないですか。


気が進まないのに選択していたら、
ハプニングに巻き込まれていたかもしれません。

確かに「甘い蜜」は吸えないかもしれませんが
リスクを回避することは知的行動ですよ。。


・・・と、前置きが長くなったので、
今回も十分には書けないかもしれませんが…

どう違うか?を簡潔にまとめると、

「ネガティブ思考」は主観的な判断、
「対極思考」は客観的判断(を目指す)、


という点に集約できます。

自分の中で、感情的な裁定を下さないこと。

感情論としてはNO だけれども、YES の立場に
なり切って考えてみると、状況はどう見えるか?
そのように変化していくと考えられるか?

現状で存在する(と考えられる)メリット・
デメリットというものは、どう変化するか?

ということを「壮大なスケール」で考える試み、

それが「対極思考」の核心です。


自分が「反対」だと感じる理由は何か。
相手が「そのように行動する原因」は何か?

ということを各プレイヤーの特質や知力・
行動パターンなどを計算しつつ(それは、
あくまで中立的な立場から多めに見積もる)、

自分の行動がどのように状況を変化させるか?

というのを各プレイヤーの視点から
(対極的あるいは大局的に)考えるわけです。

「ネガティブ思考」は、これは無理なんじゃないか、
行動するだけムダなのでは…という消極主義だとすれば

その立場を全体の中で考えること自体は
「対極思考」フレームに(必然的に)含まれます。

そのネガティブかポジティブかという境を
自由に行き来して考えるのが「対極思考」です。


なんとなく伝わったでしょうか?


「対極思考」の究極系は、
「人間」対「人智を超えたもの」でしょう。

「人間」ならこう考えるだろうけれど、
「運命」はどのような「手」を打ってくるか?

…を考えるのが「神とのチェス」です。


(IQセミナーでお話しかけたテーマですが)


・・・それでは、今回はこの辺で。

5月もよろしくお願い致します。


posted by laluz at 15:00| Comment(0) | 「脳」の使い方
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