2012年07月09日

誤答とユーモア


皆さま、こんにちは。

期末考査が終わった人も最中である人も
おられるでしょうけれど、復習は怠らないように。

(復習を超えて「復讐=リベンジ」しなければ
 ならない人は、この夏に頑張って下さいね?)


さて、数学の誤答も興味深いものがありますが
英語というものは数学より教えるのが難しい分、
(必ずしも「間違い」ではないことが多い点で)
誤答についても秀逸なものに出会えます。


異次元ないしは幻想世界の描写になったり、
コメディそのものだったりお互い爆笑することも。

例えば、このような文章について…

お母さん、この土曜日に友達と遊びに行っていい?

それはあなた次第ね、宿題は終わりそうなの?

多分ね、もう半分は終わってるから。

早く片づけてしまった方がいいわよ。

うん、金曜日には終わらせているわ。


日本語では何の変哲もない会話ですけど、
この文章を英訳していく時、下線部を

I'll have finished your homework by Friday.

このように書いたらどうでしょう?

あなたの宿題=「お母さんの宿題」を問題にしている
という流れになって、コメディライクな話になりますね、

お母さん、自分の宿題は自分でしようよ!ってことに。。

もちろん「宿題」ではなくて家事かもしれませんし
この点だけ見ても「間違い」ではないですけれど。

あと、良くある誤答は「分詞」の置き方で発現します。

1) I found all the dishes eaten.
2) I found all the dishes eating.


(1) 全ての料理が食べられているのが分かった。
(2) 全ての皿が、食べているのが分かった。


お皿が料理(あるいは諸々)を食べたりとか、
不思議の国の世界ですよね?

とはいえ「英語の文法」として間違ってはいないので
前後関係が明らかではない場合、誤答でもありません。

別に「あり得ないこと」ではないですし
「不思議の国」的な文章ならむしろ正解です。

そんなこんなで、英語を教える時は(主に中学生)
興味深い非日常世界が不意に現れたりするので、
なかなか不思議な感覚が味わえます。


それはそれで興味深いし、間違いではないけど
日常英語としては訂正しておこうかな、と言いつつ。

…というわけで、楽しく学ぶのは良いことです。

ユーモアを持って、誤答の世界を考えていくのは
なかなか趣深いものだと思います。


それでは、今回はこの辺で。

いつもありがとうございます。



posted by laluz at 23:30| Comment(0) | 「脳」の使い方
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