2012年12月08日

Auguste Rodin


皆さま、こんにちは。

久々の「名言の英語」を更新します。。

François-Auguste-René Rodin( 1840.11.12〜
1917.11.17)は、19世紀を代表するフランスの彫刻家、
代表作として『地獄の門』『考える人』などが有名です。


『近代彫刻の父』と称される偉人ですが、 若年期は恵まれず
国立美術学校の試験に3度失敗、進学を断念し独学するなど
挫折を繰り返しながら芸術を貫いた苦労の人です。

だからこそ、ロダンの言葉には力が宿っています。


Nothing is a waste of time if you use the experience wisely.

(何事も、その経験を賢明に用いるなら、時間の無駄となるものなどない。)

失敗と成功、辛苦と快楽、懸命と怠惰、
それぞれの経験を知的に活用していくなら
何事も「時間の浪費」ということはない、と。

今までの名言でも同様の趣旨のものはありますように
真実の言葉だと思います。

用いた資源を「無駄」とするか否かは自分次第。。


I invent nothing, I rediscover.

(私は何も発明していない、再発見しているだけだ。)

以前にもなんとなく触れましたけれど、
「純粋なる創造」というのは人智を超えた所業、

「人間の為す創造」というのは、隠された事象、
パーツを再発見し、それらを適切に組み合わせて
「未知の価値」に光を当てることでしかありません。


「叡智」は眼前に公然と広がっているのに
「再発見」されるまでは誰もその見方を知らない。

その見方を提示した先人は本当に偉大です…。

(暗闇で立ち入りできなかった場所に光を当てて、
 後進も容易に利用できるようにすることの全てが
 必ずしも素晴らしいとは限りませんけれど。)



To the artist there is never anything ugly in nature.

(芸術家にとって、自然の中に醜いものなど決して存在しない。)

生きようとする意志、後世に生を繋ごうとする種の理、
それら自然の脈動は、美醜の次元を超えたもの。

人間という視点を飛び抜けて、生命力の脈動にだけ
意識を集中して人世を眺めると、感性は躍ります。

悲喜こもごもの浮世では在りましょうが、それでも
何万年・何十万年を超える時を繋いできた人類は
それはそれは稀有な存在で貴く感じますね。


There are unknown forces in nature; when we give ourselves wholly to her, without reserve, she lends them to us; she shows us these forms, which our watching eyes do not see, which our intelligence does not understand or suspect.

(自然には未だ知られていない諸力がある。我々が自分自身の余すことなき全てを自然へ委ねるとき、自然はそれらの力を我々に貸してくれる。我々の眼では見えず、知性でも理解・推測できないその諸力の形相を示してくれる。)

「隠された公然の秘密」という感じですけれど…

まあ、信じる人信じない人それぞれでしょうし、
その名称が何であるかも重要ではありません。

気付いた智者たちは様々な形容でそれを表現し、
あるいは意図的に隠蔽してきたことでしょう。

…と、ここで述べ切れることでもありませんね、
舌足らずになるなら侵入しない方が無難です。

(胡散臭い自己啓発系や思慮浅薄なオカルト系に
 思われてしまうかもしれませんし。)


ちなみに『地獄の門』は世界に7つ展示されていて
国立西洋美術館の門庭にもあります。

東大から散歩がてら上野公園まで歩いていって、
美術鑑賞のあとはそのベンチでゆっくり「考える人」を
考えつつ、その『門』をよく眺めていました。

懐かしい日々です…と、今回はこの辺で。

いつもありがとうございます!



posted by laluz at 23:55| Comment(0) | 「名言」の英語
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