2013年05月19日

Pythagoras


皆さま、こんにちは。

「名言の英語」を久々に更新しましょう、
今回の偉人は、ピュタゴラスを。

Pythagoras(紀元前582年〜紀元前496年)は、
ピタゴラスの定理で知られる、古代ギリシアの
数学者、哲学者。「サモスの賢人」と言われ、
古代ギリシャの偉大な魔術師でもあります。


真理を探究する弟子たちと秘密結社を作りました、
いわゆる「ピタゴラス教団」です。

「秘教的数学、音楽、天文学」の習得により
宇宙・森羅万象に到達することを志向しました。

(学問だけでなく、心身を鍛え清める禁欲的
 道徳生活が厳格に要求され、菜食中心でした。)


現代においては、誤りと評される点もありますが、
数理的に世界を記述しようとしたアプローチは
後のギリシア哲学に受け継がれていきます。


Number rules the universe.

( 「数」は宇宙を支配している。)

「万物は数である」と言い換えても良いでしょう。
「数」は「調和」し合い「神性」に到達する。

宇宙を統一的に記述する「万物理論(Theory of Everything)」、

そこに到達する時が遅かれ早かれ訪れるでしょうけれど、
その時、人類は「万物は数である」と再発見するかも…。


Time is the soul of this world.

( 時間は、この世界の魂である。)

ある行動・原因から、ある結果に至る「流れ」、
それは時間的・物理的に記述し得る事象です。

即ち、それは「数」を使うことによって観測・測量、
そして記録することができる…とすれば、「数」は
行動・原因・結果といった物理的(時間的)現象にも
影響を及ぼすことが出来る、という思考。


アリストテレスのいう「形相・質料」とに区分して
分析してはいなかったようですが、「形相=魂、
質料=肉体」と照合されるとすれば、世界の形相
=魂は「時間」、質料は「現実世界の事象」。

「魂」を純化していくことで「肉体」も純化させていく
ピタゴラス的規範に応じて、「時間」を純化すれば
「現世の事象」も同様に健全に純化されていくはずと、


そのように解釈できるかと思います。

「数秘術・ゲマトリア」という系統で、数の力を読み解き
事象・運命を左右せんとする術は古代からありますが、
本質的思想にはそこに繋がることでしょう。

隠秘学・オカルト的術は非凡な知力がなければ
読み解くことさえできない代物。巷に溢れ、安易に
紹介されているものは信頼に値しないでしょうが、

ニュートンなど多くの天才が、秘術研究に
生涯を費やしたのもまた興味深い事実…。


ともかく「時間」に敬意を払って、その価値に
礼を尽くしていけば、それに応じて「現実」も
敬意に充ちたものになっていくことでしょう!



Educate the children and it won't be necessary to punish the men.

(子供たちを教育することで、人間を罰する必要はなくなっていくであろう。)

…そうなっていないということは、
「教育」できていないということで。

子供を教育する立場の者が、なお愚行・不祥事を起こす今、
理想を実現する「教育」など砂上の楼閣かもしれません。

老若男女問わない人間的教育を施すとしても
その「教育」は誰が行うのか?

「最高善」「究極の叡智」に到達した者?


「人間の善性に依拠した平和」というのは
絶望的なまでに実現不能な気もするが故に、

人の理想郷を強制的に創ろうとした
独裁制も歴史上試みられてきました…。

…と、一応「教育」的なものに関わっている身で
あまり消極的な姿勢は好ましくありませんね、

少なくとも私の関わる生徒さんには
人格的自律ある進化を期待するのみです。



Concern should drive us into action and not into a depression. No man is free who cannot control himself.

(不安とは、我々を行動に駆り立てるべきもので、憂鬱に陥らせるものではない。己自身を支配できない者は自由の身にない。)

不安に思うなら状況打開のために行動せよ、
少なくとも意気消沈し、憂鬱になるものではないと。

感情や精神、それら全て自分に帰属するもの、

それらに振り回されるのではなく、それらを統率し
自らの意思下に帰属せしめてこそ真の自由人であると。


このような言説は枚挙に暇ありませんが
どの言葉も、真理の力に満ちています。


Above the cloud with its shadow is the star with its light. Above all things reverence thyself.

(影を伴う雲の上には、光を伴う星がある。
 全ての物事の上に、汝自身への畏敬を。)


キレイな言葉ですね?

己自身に最高の畏敬を持つからこそ、
肉体・思考そして時間に重きを置くことができます。

自らに絶対的価値を置けば、自分を取り巻く万物
全てに等しく敬意を払えるもの。


…といっても、そんなに堅苦しいものではなく
(必ずしも厳格な禁欲生活でなくとも)

肩肘張らずに、お互いにのんびりと
敬意を払い合う心こそ「核心」だと感じます。


それでは、今回はこの辺で。

いつもありがとうございます!


posted by laluz at 23:55| Comment(0) | 「名言」の英語
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]