2013年09月12日

Jean Cocteau


皆さま、こんにちは。

涼しく過ごし易い時期となりましたね、
万事において実り多き時間となりましょう!


私も、夏の過密だった日々を相殺する勢いで
許される限りのスローライフを送っています。。


暑さよりは寒さの方が好きなタイプにとって、
これから半年は気温が低い季節だ!と思うと
それだけで微笑ましく心躍る気分です。。

(寒さが苦手な方にとっては真逆でしょうか?)

というわけで…今回も久々更新となりましたが、
「名言の英語」を書いておこうと思います。


Jean Cocteau(1889.7.5 -1963.10.11)は、
詩人・小説家・劇作家・画家・映画監督・脚本家
etc.として多才に活動したフランスの芸術家、
「詩人の王」の1人として貴ばれています。


コクトー芸術の根底・究極には「詩」が在り、
全て「詩」の異なる表現形態だとさえ言えますが、

深い視点で人間を捉えた詩人の言葉の中に
人間の真理を垣間見ることが出来ましょう。。


Anything of any importance cannot help but be unrecognizable,
since it bears no resemblance to anything already known.


(重要なものは何であれ、不可避的に認識できないものだ。
 既に知られている何物にも類似していないからである。)


人間は「既知」を材料に「未知」を推測します。

このこと自体は人間に限らず「学習」する
動物全てに言えることかもしれませんが、


「既知」を基準に「未知」を把握するのは
その性質上、本来的に難しいものです。

「山」しか知らない場合に「海」を感覚することは
実際のところ難しいことであるように…。


「未知なるモノの重要性」に気づけるか否かが
創造的知性の一つであることは確かと思います。


True realism consists in revealing the surprising things
which habit keeps covered and prevents us from seeing.


(真の写実主義とは、習慣によって隠蔽され、我々も
 観ることを阻害されている驚くべき諸事を開示することに在る。)


「習慣」というものが「先入観・偏見」として働くと
「本質」に気づくのを阻害してしまう可能性があります。

ある意味、「習慣が その人間を形成する」と言えましょう。

日々「新鮮な一期一会の世界」だと敬意を払うような
「意識習慣」を持っていれば、本質を見逃すことはないはず…。



Expect neither reward nor beatitude.
Return noble waves for ignoble.


(報酬も至福も期待してはならない。卑俗に 高貴なる波で応えよ。)

感謝や褒章・栄誉が返ってくるどころか、
礼節を欠く卑俗な対応に対しても品位を保って
振舞うことが出来るかと問えば…高難度でしょうね。

(「盲目的博愛」も知的ではありませんけれど。)


Be a mere assistant to your unconscious.
Do only half the work. The rest will do itself.


(ただただ、あなたの無意識の補佐役でありなさい。
作業の半分のみすれば、残りは自然と行われるだろう。)


この智慧も、古来から言われていますね、
現代においても様々な表現で示されています。

前に進むには「アクセルを踏むこと」よりも
「ブレーキをかけないこと」の方が肝要です。

いくらアクセルを踏んでも、意識的にブレーキを
かけていれば物事は進みませんし、心身とも疲れます。


進む為には「無意識にブレーキをかけるな」
という表現は、分かりやすい比喩かもしれません。


Tact in audacity is knowing how far
you can go without going too far.


(大胆さの中における機転とは、度を超すことなく
 いかにして上手くやるかを知ることである。)


大胆さの中にある機転・臨機応変の才気とは、
万事において実践的な知力でしょう!

芸術・学術の領域においてはもちろんのこと
人間関係(特に恋愛・愛情関係)においても。


諸事を分析把握して、大胆に決断行動する者は
嫉妬批判も多いでしょうが、それ以上に周囲を
カリスマ的に惹きつけることでしょうね。。


Mystery has its own mysteries, and there are gods above gods.
We have ours, they have theirs. That is what’s known as infinity.


(神秘は それ自身に神秘を有し、神々の上にまた 神々は在る。
 我々には我々自身の、彼らには彼ら自身のものを有している。
 それこそが、無限として知られているものだ。)


「無限」とは何か?というお話も書きたいですが、
(もう何年も前からそう言っていますけれど…)

階層的に折り重なっていく、無限に遠い
神秘の「到達点」は、人智を超えるかもしれません。

ただ、その神秘の「始点」は、
遍く万人に与えられています。



諸事あらゆる可能性も、果てなき探求の旅も
その始点は各々の思考の中にこそあると知りながら、

芸術・学術・あるいは自己探求(探究)に
有益な秋日を過ごして参りたいものですね。。


それでは、今回はこの辺で。

いつもありがとうございます。



posted by laluz at 02:00| Comment(0) | 「名言」の英語
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