2014年02月20日

芸術との同化


皆さま、こんにちは。

従来以上に御無沙汰しておりましたが、
有意義な日々をお過ごしのことと存じます。

(書き始め日から実際の更新まで更に空きましたが…)

2月中盤は全国的に雪となりましたけれど
その雪景色の中を「芸術の冬」という趣で
しばしの間、アート巡拝しておりました。

今回のセットメニューは以下の通り(今回もリンクは張っていません…)。

・「モネ 風景を見る眼」国立西洋美術館@上野
・「世紀の日本画 展」東京都美術館@上野
・「クリーヴランド美術館展」東京国立博物館@上野

・「シャヴァンヌ展」Bunkamura@渋谷
・「ラファエル前派展」森アーツセンターギャラリー@六本木
・「アンディ・ウォーホル展」森美術館@六本木

・「大浮世絵展」東京江戸博物館@両国
・「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義」三菱第一号美術館@丸の内
・「クリスチャン・ボヌフォワ展」メゾンエルメス@銀座


・・・というアート内容です。

「和歌を愛でる」@根津美術館、
「Kawaiiかわいい 日本美術」@山種美術館、
「サビーヌ・ピガール展」@シャネル銀座
 …など、見るべき作品は他にもありましたけれど。



「芸術の冬」に相応しく、清浄な心持で
「知性と感性」を荘厳に解放できました。

期待した以上に知的対話が楽しめたのは
「ラファエル前派」展、「モネ」展、

望外に趣深く、深い学びがあったものは
「クリスチャン・ボヌフォワ展」、


あとは 良い意味で予想通りという感じです。
(「全て」から良き学びが得られましたので。)


日本では初個展となる「クリスチャン・ボヌフォワ」の新作
《銀座の上空の黄道十二宮の星座》は、とても優しい空間でした。
参照:メゾンエルメス「ボヌフォワ展」サイト


IMG1.jpg
Auguste Rodin ,Burghers of Calais

雪の残る西洋美術館前庭の ロダン『カレーの市民』。

ウスターシュ・ド・サン・ピエールは、中世百年戦争の時代、
イギリス国王が1347年に英仏海峡を越えて同市を包囲した際、
他の5人の地位の高いカレー市民と共に人質としてイギリスの
陣営に赴き、カレー市と市民の生命を救ったのでした。


(引用元・「国立西洋美術館」解説ページ

6人の市民がそれぞれの絶望と苦悩の中、市の鍵を手に、
首に縄を巻いて裸足で市の門を出て行く群像の名作が、
雪の反射光で荘厳に照らされていました。


IMG2.jpg
アンディ・ウォーホルが自らペイントした「BMWアート・カー」
1979年式BMW M1 Group 4 Racing Version@ウォーホル展

個人的にクルマも好きなのですが、有名な作品です。
(今となっては時代を感じさせますけれども。)

M1は古いので運転したことがありませんが、
色々なご縁から興味深いクルマに乗る機会もあります。

感性を研ぎ澄ませてくれるクルマは確かに存在しますね。


IMG3.jpg

日本銀行も、雪の白でお化粧されていました。
よく眺める景色も、雪景色は格別に趣深いものです。

有名なお話ですが、日銀旧館は「円」の形をしています。


マンダリン・オリエンタルからちょうど眼下に眺めることができ、
場所的に外資・金融関係の方々も多いので、お金のパワースポット
と言われたりもするようですが、それは定かではありません。

ただ(個人的に)とても居心地がよい場所ではあるので
自ずと謙虚かつ穏やかになり、笑顔で他者に接することが
できる限り、自然と運気も高まるでしょう(金運に限らず)。

ただ、パワースポットとかあまり関係ないと思います、
どんな平凡な場所でも上記の心持を忘れずにいる限り、
その人がいる場所そのものが「パワースポット」です。

他者や他の場所からパワーを得るという思考よりは、
自らがパワーを高めて周りに返そうとする意識が大切かと。

そういう意識で生きていると、本当に多くの方々が
手伝って下さったり、味方になって下さいます。


(目に見えないあらゆる「縁」も不思議と繋がりますし。)


あと、教え子のお嬢様が東京で演奏される機会に
意図せぬ巡り合わせで同席出来たのも、至高の芸術的時間でした。

詳述すると個人情報に関わるので避けますけれど…
優雅に「世界」を飛翔して行って下さいますように。



・・・と、書き始めから随分と時間が経ってしまって
タイムリーではなくなりましたが、そんな感じで
冬のアート散策をしておりました次第です。


「同化(どうか)」とは、異なる性質・思想などが、
影響・感化されて同じになること。同じにさせること。

意図せずに、ふと訪れる何気ない気付きや閃きの数々が
まさに「芸術との同化」というべき至高の時空間を形成します。


「名画」「至宝」の前に立つ自分=「非・芸術」ではなく
むしろ「あなた」こそ「芸術」そのものと言われる時、

その内容は、森羅万象が「色・音・香・味・形」や
「雰囲気」を通して日々示していることと同じだと気づけます。


あらゆる意味で「同じであること」。

各々の個性と差異を尊重しつつも有機生命体としては
「本質的に同じ」であることを実感できた散策でした。



聖バレンタインデイも、国立2次試験も既に終えて
なんだかフワフワ生き過ぎな気も致しますが、

そのようなペースにお付き合い下さる皆さまには
心より感謝しています。私と関わった方々が
各々にとっての「在るべき道」に導かれますように。


いつもありがとうございます。


posted by laluz at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アートな話
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