2020年07月06日

2020年7月の始まり



皆さま、こんにちは。

2020年 第6番の月も過ぎました。
2020年の半分が経過したことになりますが
今年は異常事態に近いですからね…
諸事順調とは行きにくいかもしれません。

それでも与えられた日々を感謝しながら
2020年後半も自身を高めて参りましょう。


※途中まで書いたままバタバタと7月6日となってしまいました…
 平常なら遅くとも5日には更新できているので
 チェック下さった方にはお手数おかけしてすみません!





一年に 一夜と思へど 七夕の
 逢ひ見む秋の かぎりなきかな



(ひととせに ひとよとおもへど たなばたの あひみむあきの かぎりなきかな)

(一年にたった一夜と思えても、七夕の出逢いは限りなく永遠に繰り返されるものよ。)



『拾遺和歌集』巻第三秋歌150番
紀貫之(866年or872年頃?〜945年6月30日?)の和歌。

7月7日は七夕ですが、本来は旧暦で考えるので
2020年では8月25日が本来の「七夕」です。
「秋の歌」であるのはそういう事情ですね。

現代では新暦7月7日に七夕祭りを
行ったりするので、良しとしましょう。

七夕は「織姫と彦星の夫婦が1年に1度
7月7日だけ会うことを 天帝に許されている」日。

夏の大三角形を構成する「こと座のベガ=織姫」
「わし座のアルタイル=彦星」とされています。

一年にたった一夜しか会えないなんて!
と思っても、毎年変わることなく限り無い時を
共有することに思いを馳せた作品です。

美しく壮大な和歌ですよね。


「人間の時間尺度」で考えれば
一年でたった一夜しかないと言うのは希少に思えます。

ただ、よくよく考えると「一年で一夜」どころか
「一生に一度だけの機会」なんて意外とあります。


受験・就職・採用試験なども「一年に一度」
どころか「一生に一度のチャンス」を
活かさないと行けなかったりします。

失敗して再挑戦できる場合もありますが、
毎年無限にやってくるわけではありませんし。

恋愛・結婚などにおいても
たった一度のボタンの掛け違いで
「縁」が解けることもあるでしょう。


そうしてみると「七夕」の二人のように
悠久の時を生きられない人間においては
より一層「その時その時」が貴重に思えます。

「一期一会」の出会い・チャンスなりに
敬意を払って存分に活かすことが大切です。



もちろん、失敗しても何度も挑戦し続けられる
性質のものも多いですが、そうはいかない場合も
意外と多いのが人間社会。

「幸運の女神」には前髪しかないなどと
あまり美しくない喩えで語られますが、
「一期一会」の「機会」は一生に一度しかない
と心得て、敬意を払って対峙することに通じます。

…と、今回の和歌の本意とはズレますが、
夏の星々を眺めながらも、中心軸はぶれないように
一つ一つの機会を活かして生きたいものですね。


それでは、今回はこの辺りで。


コロナ禍中の夏を迎えますが、
打ち克つべきモノは「自ら」のみです。
万全に対策は行いつつも澄み切った精神で
7月を楽しんで下さいますように。



いつも本当にありがとうございます!


(今月も情勢が許せば 16日前後に
 もう1回更新しようと思っています)


posted by laluz at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ラルース進学塾