2016年04月03日

2016年4月の始まり



皆さま、こんにちは。

春の日差しが心身ともに心地よい季節、
素晴らしい日々をお過ごしのことと存じます。

2016年 第3番の月も過ぎていきました、
2016年の約25%が過ぎたことになりますね。

2016年の4分の1…といって長いか短いかは
各々の時間感覚によりましょうが、心機一転
各々にとっての新「期」を楽しんで参りましょう!



草いろいろ おのおの花の 手柄かな  芭蕉


(草花にはさまざまな種類があるが、各々の働きによって
 それぞれ素晴らしい花を咲かせるものだ。)



この句が詠まれたのは秋なので「草」といっても
句意においては秋草がイメージされていますけれど、
主意としては春に引用しても宜しいかなということで。


芭蕉には多くの弟子がいて 各々が味わいある作品を
世に表しているわけですが、弟子との別れに際して
多種多様な草花がそれぞれ工夫を凝らした花を咲かせる様に
喩えて詠んだ句です。師・芭蕉の優しい視点を感じます。

この句の背景としては『古今集』の句(詠み人知らず)、

みどりなる ひとつ草とぞ春は見し 秋はいろいろの 花にぞありける
(緑一色で全て同じ草だと 春には見えていたけれど、
秋になって気づくと それらは各々異なる花だったのだなぁ。)


…を 踏まえているとされています(芭蕉が知らないはずもなく)。


最初に入門してきた時は、みな若い青草に見えていたけれど
成熟につれて各々異なった独自の色で咲き誇る素晴らしさ。

どの花の色も 風雨に打ち勝つ各々の手柄(努力)でこそ
出せるものでしょう。それは人間においても言えること。



。。というわけで、やや季節に違いはありますが
各々が新しい舞台に進んでいくこの季節において
ふと思い浮かんだので今月のご挨拶に添えておきます。

本当に幼い頃から付き合いのある生徒さんは特に
その進化過程を感慨深く思いますが、それぞれが出色。
まさに独自の色を世に表していく様は筆舌に尽くし難く
ホモ・サピエンス20万年の進化形態を超えた未来を感じますね。

一つの「系」において天体たちが巡っていくように
繰り返される新たな出会いと別れを慈しみながら
今期もまた あらゆる時間を深く味わっていくのみです。



長いお付き合いをさせて頂いている皆さま、
新しくご縁ができた方々の日々のお心遣いに
毎月のことながら感謝を述べさせて頂きます。


春光の中、4月も素晴らしい出会いで充ちていることを
皆様と共に心から喜びたいと思います。

いつもありがとうございます。






posted by laluz at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラルース進学塾